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不足しがちな栄養分を知ろう

私達人間には厚生労働省が発表している「栄養基準」が存在しており、ここから逸脱して摂取する栄養に過不足が著しく生じると、結果健康に害が生じる事はご存知の通りでしょう。
そしてこれは犬を始めとするペットにも存在していて、アメリカ政府機関がこまめに改定を重ねている「AAFCO」という指標がそれなのです。
何となく冒頭から難しい話に感じられたかも知れませんが、これを私達人間がキチンと把握しておく事が結果、愛犬の健康を守る事に直結するのです。

愛犬達には自らの意思で食事を選択して摂取する環境が与えられていません。
そして私達が適当に「愛犬が喜ぶから」という理由だけで与え続けた食事が栄養バランスを欠いてしまう可能性も否定出来ず、それが健康障害に繋がるリスクを含んでいるのです。
しかし得られたデータと市販のドッグフードの成分から栄養素を計算し、独自の混合ドッグフードを与えたからと言っても、それはあくまで机上の理論だけをクリアした事にしかなりません。

私達自身の栄養バランスを考えるよりもずっと難しい作業なのです。
ちなみに愛犬達が日常不足しがちな栄養分を挙げて行くと、まずは「ミネラル」「カルシウム」がそれらに該当します。
そこで私達が注意すべき点として、市販のドッグフードや私達自身が調理してあげるに際し、これらの含有度合いをチェックする事を心掛ける事をここで確認しておきましょう。

多くの市販ドッグフードは炭水化物過多となってしまう一面が存在しており、結果摂取すべき栄養素のバランスを崩しがちな傾向が見られるのが現状なのです。
また犬の種類によっても必要とする栄養分のバランスが異なって来るのは愛犬家の皆さんなら当然ご存知の通りです。
「シーズ用」「柴犬用」と種類毎に含まれる栄養素のバランスに違いを持たせたドッグフードが多数市販されている事が、それを証明しています。

こうした情報に関してはペットショップなど専門家に相談したり、愛犬家間で情報を共有交換する事で私達は正しい知識収集に長年努めて来ましたが、今日は強力な武器が普及しています。
言うまでもなくそれがインターネットであり、皆さんの愛犬に必要な栄養分の比率や分量、更には今回検証している不足しがちな栄養分に関しても詳しい最新情報を居ながらにして入手出来ます。
毎日の食事も正しく与え続ける事と、僅かでも間違った状態を数えるのでは当然数ヶ月更には数年先には「大きな影響の差」が愛犬達の体内で生じる事となります。
ぜひ正しい情報知識をもとに、犬達が必要としている栄養バランスのとれたドッグフードを与えてあげて欲しいと心よりお願いします。

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